母の思い出話です。
母が30代後半から40代の頃、
和食器を集めていました。
和モダンとか、服装も着物をリメイクして
個性的な格好が良く似合っていました。
最近、部屋の片づけをしていて
母の手作りのコースターをまとめて保管している
古い缶BOXを開けました。
コースターの1枚1枚、丁寧に作られています。
小さな端切れを、センス良くパッチワークしてあり
細かい運針はとてもかなわないな、とつい、思い出にふけっておりました。
するとひらめいたのは、
普段着に、このコースターを縫い付けて
母へプレゼントしよう、と思ったのです。
先日、和柄の布で衿付けしたカーディガンの記事はこちら。
今回は自分が集めた布ではなくて
母の手仕事の、コースターです。
選んだセーターは、黒とシルバーラメのドルマン袖。
半身が不随な母でも脱ぎ着しやすいと思います。
ちくちく縫い付けて出来上がりました。
来週、手紙をつけて母におくろうと思います。
生きとし生けるものが幸せでありますように。