六月に読んだ本、
サイエンスライター、鈴木佑さん著書
最近はキンドル電子版で読むところを、
本書のポイントとして「時間感覚のタイプ」を8つに分け、
8つのタイプ別の問題に最適な解決策を示してあり、この本は次女が興味を示すかもしれないので、いつでも貸し出しできるように
紙の本で読みました。
8つのタイプは以下のとおり。
1.容量不足
2・禁欲家
3・無気力
4.浪費家
5.自信家
6.怖がり
7.悲観主義
8.楽天家
自分のテスト結果は禁欲家。でした。
本書の要点は3つです。
☆時間術における3つの真実
☆時間感覚タイプ
☆時間の正体を知る
目次の抜粋みたいになりますが
個人的に、同感・納得したテーマは以下にピックアップ。
「時間術で仕事の効率はあまり上がらない」
↑ ↑
・時間術といえば、カレンダー、TODOリスト、メールタイムの設定、作業時間の計測など。
・複数の研究が「時間術」の要領が悪いと「仕事のパフォーマンス」も下がる、と結論づけている が
「時間の効率を気にするほど作業の効率は下がる」と著者は指摘する。
・時間効率の追求が判断力を下げる
・時間効率を上げるほど創造性が低下する
マルチタスクこそ、仕事ができる人間。みたいな認識に容赦なく斬り込んでくる。。。
さらに著者は、
そもそも、
「時間管理するという発想の根本に無理がある」
↑ これはどう言う事??? ↑
・大半の時間術は時間の使い方とは関係ない
・一部にだけ時間術が効く人がいる。それはなぜか?
と、時間術について、科学データを用いてビシッと解説が続きます。
本書では20個の質問に答えると
「予期と想起」の
2つの時間感覚タイプが診断されます。
時間感覚のタイプは以下です。
「予期」の時間感覚タイプ
「容量超過」
・いつも時間に追われて焦っており、キャパオーバー気味
「禁欲家」
・しっかり計画を立てて作業をこなすが、人生の喜びを見失うことも。
「無気力」
・基本的なモチベーションが低く、いつの間にか時間がすぎている。
「浪費家」
・楽な作業ばかり好み、重要なタスクが進まない
テスト結果は[容量過多]でした!
「想起」の時間感覚タイプ
「自信家」
・難しい作業にも果敢に挑むが、時に自分を過信して失敗する
「怖がり」
・計画を立てるのはうまいが、失敗や批判を恐れて着手を先延ばししがち
「悲観主義」
・時間の見積もりが甘く、作業中は不安やイライラに振り回されがち
「楽天家」
・時間の見積もりが甘いが何とかなると思ってしまい、同じ失敗をしがち
テスト結果は[自信家]でした。
時間術の本は数あれど、タイプ別診断とその攻略方法がわかる本書に興味をわしづかみにされました。
この著書で教えられたのは 時間術で容量が良いことと、
個人の人生観の満足とは、関係がない、と言う事。
そこで、残された人生の時間を、いかに幸せに感じるかは 自分次第、
感受性かもしれませんし、マインドフルネスと言う方もあるでしょう。
たどり着いたのは、今、この瞬間も、目の前に集中することです。
もうマルチタスキングの追求は卒業です。現代人はマルチタスクがほぼ無自覚か、癖のように行動していると思います。
敢えて一つのことを、どんなに平凡なことで、つまらないことで、
本当はやりたくないことで、 掃除のような、生産性のない、
お金にならないこと、家事、主婦業を淡々とやろうって思いました!
しかし、掃除、料理の仕上がりは
【人をお招きできる程度】を目指して作業。粛々と。黙々と。
結果、一時間ほど早く終えたり、やりたくない家事が面白く思えたりします。
そしてお楽しみの和装では
自分を最大に輝かせ、
生きていることの歓びを表現しています。
夜はリラックスして、夕食は軽く済ませます。
22時就寝が次の目標です。
最近の和装のコラムは、淡々とログすることと、
季節、立場、天候などにマッチしたコーディネートを楽しんでいます。