片化粧は葬儀の際、参列者や親族がする薄いメイクのことです。
母の火葬式、追善供養の際に
薄化粧したんですけれど、
マットに仕上がる化粧品だけを持っているわけではないので、
持っている化粧品は今後も使いながら、
ナチュラルメイクとも違う片化粧にハマっています。
片化粧とか、薄化粧のやり方は
そのままキーワード検索すると
葬儀屋サイトさんやYouTubeで配信もありますので
気になる方はチェック、あまりタブー視せず
急に葬儀に参列の際に慌てないためです。
前置きが長くなりましたが
このところ、毎日片化粧で過ごしており、
その影響で気持ちまで変わった事を綴ります。
葬儀や法事以外にも片化粧
片化粧とナチュラルメイクの違いは、
お顔のツヤ感や[映える]事を目的としないのが片化粧。
一方、ナチュラルメイクは、素肌感・透明感は意識しつつ
肌のツヤ、[映え]=美観も意識して仕上げる、と思うのですが
私の認識がズレていたらごめんなさい。
だので、私見ですが マット仕上がりな引き算メイク だと思っています。
マット仕上がりにするには ツヤ感や多少のラメ入りコスメを全く使わないかと言うと、それも現実的には難しいですよね。ですので、パウダーを薄く重ねたり、
小さく使う、口紅のパール感などはティッシュオフで印象が控えめになります。
手持ちのコスメはそのまま使いつつ、もし日常も片化粧でいられたら、たくさんのコスメはいらないなぁ、という感覚は私には新鮮な気づきで、とても軽く自由な気分になりました。
加齢に優しい片化粧
葬儀や法事の際の片化粧の応用で、加齢に優しいという印象を持ちました。
片化粧はマットな仕上がりになるので、流行や若さ、
映えるためのものではありません。
顔のツヤ感が抑えられるだけで
[落ち着き]や[控えめ]な仕上がりになります。
ハイライトやシャドー、目を大きくしたり、まつげを長くもせず、
チークは不要・口紅はヌードカラーです。
和装をするとどんなバランスになるのかいささか不安でした。
しかし、まずはやってみるもの、とことん自分の顔を見てみると
おばさん化は通り越して、おばあちゃんっぽくなっているのです。
アラ還のすっぴんはおばあちゃんになりつつあることに、さみしさや複雑な思いもそのまま感じてみました。
マットな仕上がりの片化粧は、シミの印象を和らげるには難しくないと思います。
シワや毛穴は、厚塗りすると皮脂や乾燥で余計に目立ってしまうので、
塗り方のテクニックを学ぶことになりました。
加齢をメイクでごまかすのではなく、
ただ単にメイクをする。
そう言う気持ちに変わっったのは、
[加齢への開き直り]でしょうかね。
とにかく、何となくではなく、はっきりと自覚できる
マインドセット(心構え)、です。
日常に片化粧、その効果
個人の域、印象なのですがまとめると
・無理な若作り、流行りのメイクから離れる
・身だしなみが整い、少ないメイク道具で足りる
・メイクを仕上げるまでの時間や化粧品はケチらない
・自分らしいスタイル、自身を大切にする姿勢
日常で片化粧が増えたことで自分の外見に対するポジティブな変化を感じています。
このまま続けてみて、心境に変化がある場合は新たに記事を書こうと思います。
和装の自分と片化粧、傍目にはわからないかもしれませんが
リンクを貼って、今日はこのへんで。