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喪中の和装、
詳しく書き留めておこうと、
名古屋帯の結び方をご紹介の前に
喪帯の事を少しお話しします。
喪帯(色喪帯も含む)の中には袋帯に仕立ててあったり、無双やトンネル仕立てのものもあります。
その事から、厳格に喪中は名古屋帯でなければならない、と言うことではなく、不幸が重ならないように。と言う気持ちから一重太鼓の名古屋帯を締めるそうです。
黒の喪帯は名古屋仕立てですよね。
自分も忌中と喪中の間は
結婚式などのお祝いの席に、
喪中は遠慮するので
普段着なら着物は小紋や紬、浴衣など。
法要は、色無地、黒喪服か色喪服です。
忌中、喪中のざっくりと決まり事を駆け足で説明しました。(和装小物の説明は、またいつかご紹介しますね♪)
では今日のコーディネート
普段着で名古屋帯スタート!
着物を着たところです。
前でお太鼓を作ります。
腹前の柄が好みの位置にしながら
前でお太鼓を作ります。
結ばずに和装クリップで止めます。
↑手先はタレと反対側に流し、
後ろに預けてクリップでとめます。
ポイントはきれいに折ることです。
↑お太鼓の山線を整えたら
中に帯枕を入れます。
帯枕にはガーゼ紐をかけてあります。
↑帯枕のガーゼ紐と
帯揚げを後ろで仮結びしておきます。
↑お太鼓の形を作ります。
↑後ろに預けておいた手先を
前に引っ張り気味に回し、
お太鼓の中を通します。
↑この工程は自己流ですが
帯締めの代わりにに仮紐を使います。
仮紐を、緩まない程度に締めたら
お太鼓を時計回りに後ろへ回します。
↑手袋はお気になさらず、
帯板を入れます。
(もう少し暑くなるとヘチマの帯板に替えますが、今日はボール紙w)
↑帯枕のガーゼ紐を、しっかり結び直します。背中の空気を抜くように
ガーゼ紐を上下、前、と引っ張ります。
↑いつもは両手でする工程です、
脇が甘くならないように、脇も空気を抜くようにガーゼ紐を引っ張ります。
キツ過ぎず、しかし緩まないように
中心は避けてリボン結び、帯板の中にしまいます。
↑前見頃のシワを脇の方に流したり、
帯板に指を入れてバストが帯に乗っからないように整えます。
↑次に帯揚げを整えます。
右からきれいにします。
手刀を切るように左に流して、
長い場合は中に折り入れ、三つ折りか四つ折りをきれいにしておきます。
今日は「入り組」と言う帯揚げの始末の仕方にするので結ばずに帯の中にしまいます。
↑右側の帯揚げを帯の中に収めました。
左の帯揚げをきれいに折ったら、身体の中心までくるくるします。
↑くるくるした帯揚げを、帯の中で巻き戻すように右へ右へ入れ込みます。
「入り組」帯揚げの完成です♪
↑いよいよ最後の工程です、
仮紐の位置に帯締めを締めます。
仮に締めてあるので落ち着いて
帯締めを締められます。
帯留めを付けてもいいですね。
できあがりです♪
着姿はのちほどリンク付けます☆
画像多め、情報量多めの記事、
お読み下さりありがとうございました。
喪中の普段着の情報が少ないので
失敗もあるかもしれませんが
お役に立てれば嬉しいです。