両親に毎週書く手紙は
大体が短いです。
例えば父には。
大きな文字で書く。
ほとんどひらがなで。
クリックポストを登録してから、
通信費が抑えられ、家計を圧迫しない程度に
父に送っています。
クリックポストは、あらかじめ住所登録した場所に
全国一律198円で郵送できる、
ヤフージャパンとゆうちょの事業です。
このサービスを使わない手はありません^^
クリックポストの規格内の重さ・厚さ・大きさ以内なら
父へは198円でプチプレゼントを送ることができる^^。
今週は飴玉と、レンチン加熱のぜんざいと、缶詰です。
父は文字が書くことが億劫なようで、
届くと電話をくれます。
それで十分です。
添える手紙の最後は決まっています。
また手紙を書きますね、で終わります。
母へは違う目的で書きます。
面会ができないので、【家族に会えないストレス】の発散が
うまく行かない時もあるようで、
母は率直に「イライラする」、「コロナで何もかも変わってしまってうんざり」などと書いてきます。
私の住所を覚えられないので、あらかじめ私宛に
あて名住所を書き入れて、母に送っています。
郵便局でシールタイプの切手を買うのがちょっとした楽しみです。
あて名や住所は、ラベルを作ります。
数年前に長女から、ガーリーなデザインの ラベルを作れるものをプレゼントされました。 これは自分の趣味で、整理整頓用とかに使います^^
コロナ禍で面会ができないのは 寂しさや不自由さを感じるんですね。 ところがわたしはその距離が丁度よいな、と思ったりします 人との接触が、この一年でほぼゼロですが、 夫が家で仕事をするようになって、 家族とは長い時間をリビングで共有するので 以前よりも一人になる時間が貴重に思えます。
でも、両親は寂しいさみしいと言います。
これは、お年寄り独特のものなのかな?
と、その気持ちを最大理解しようと思うのですが、
電話で話す父の声のトーンとか
母の文字をじ~っとみつめる、とか。
時間がゆっくり流れて
何気ないやりとりで共有するんです。
どうしてそんなに寂しくなってしまうのかな、
ひとりって、最高じゃない??って思う自分と
あ~、年を取ると、どうしようもない寂しさに
押しつぶされそうになるのかもしれないな、などと
父や母の気持ちがす~っと入ってくることがあります。
そうか、いつかわたしもそうなるんだな。
覚えておこう、ちゃんと知っておこう。
そう思うように、(受け入れるように)しています。
お年寄りは、週末が特に寂しくなるようです。
だので。
週初めに、父や母に何を届けようか品定めしておき、
木曜か金曜日にクリックポストを発送します。
早ければ翌日、翌々日には届くようです。
いつも見るテレビドラマが、ニュース番組が。
土曜日曜日は、ちょっと変わるんですね。
それで、週末なんだなって思ったり。
ずっと一人でいると
刺激が極端に少なく。
認知の低下も重なり、曜日の感覚がなくなるみたいなんですね。
だから手紙は何曜日かな?とか
先週はどんなものを送ってもらったかな?
などと思い出してくれればいいですが、
それが叶わなくてもいいのです。
今日の今、父が元気で
母も息災に過ごしているなら万々歳です。
また、手紙を書きますね。
必ずしめの言葉はそれで終わります。
寂しさを少しでも紛らわせますように。