「麻の長襦袢は夏の小さなお守り?──古代から続く知恵を衣替えに」
こんにちは!今日はちょっと軽めに、でも知ってるとちょっと得するお話です。
衣替えの季節になると、自然と手が伸びるのが「麻の長襦袢」。
シャリッとした肌触りと風を通す軽やかさは、まさに夏の味方。
動画でもご紹介していますhttps://youtu.be/Oy8MvbSbOgs?si=KB4XdUt8XPW3hAVZ
実は、麻ってただの涼感素材じゃないんです。
古代日本では、麻は神聖な植物とされていました。
特に奈良時代には、庶民の衣服として欠かせない存在で、なんと税(調)として納めるほど貴重だったとか。
そして魔除けや穢れを払う力があるとも信じられていて、神事にも欠かせない素材でした。
そんな麻を身にまとうことは、古くから“身を清める”という意味もあったんですね。
現代でも、「なんだか気が重いな〜」とか「スッキリしたい!」という時に、麻の長襦袢を一枚着てみると、気分がリセットされるかもしれません。
機能性と歴史と、ちょっとしたお守り気分。
そんな麻の魅力を、衣替えのタイミングで感じてみてはいかがでしょうか。
麻の歴史をもっと知りたい方はこちら:
…そんな麻の長襦袢で夏を軽やかに過ごしながら、実はもうひとつ、ちょっとした工夫を加えているんです。
それが「ヘチマの帯枕」。
今年は畑で育てたヘチマを収穫して、自作の帯枕に仕立ててみました。
ふわっと軽くて、通気性も抜群。なにより自然素材ならではのやさしさがあって、着物の後ろ姿もどこか涼しげになります。
「でも、ヘチマは育ててないし…」という方には、市販の帯枕ももちろんおすすめ。
いまは通気性のよいメッシュ素材や、柔らかいフィット感を大切にしたタイプなど、バリエーションも豊富です。
動画では作り方を紹介した回もあります🎥
https://youtu.be/hf-Juee1LTc?si=sCcq2tj7BmCS-eBf
私が動画でご紹介した市販の帯枕のリンクも貼っておきますね。
自分に合った帯枕を選ぶだけで、着心地ってぐっと変わるもの。
興味のある方は、ぜひチェックしてみてください👇