50代の健康のための食事とは?
一日に三食頂くのが健康には良いですよ、
そんなご教示を賜ります。
これには長い時間をかけました。
修業は自分で心に決めて心掛けたり実践するのですから
周囲と揉める原因になったり、心配をかけるほど
ストイックになってもいけませんね。
少しずつ、ゆるやかに、しかしタイミングは逃さずスタートした五戒です。
仏教徒の五戒
戒律は出家と在家では
在家の場合はずいぶんと緩やかです。
戒律について知らない家族に、戒律を守るために付き合ってくれなどとは無理な話です。
しかし、コロナ禍では、上手にフェイドアウトできました。
飲み会の誘い、ランチは今後、よほどのことがない限り
お誘いはないと思います。まったく困らずに社会と心地よい距離が保てます。
では、家族とのバランスはどうでしょう。
私は詳しくは話していません。それをぶっちゃけたところで、
私の目指す方向性を、家族の了解を得る必要はあるでしょうか。
これまで、私は家族に母親として妻として責任は大体果たしてきたと思うのです。
これからもそれは、何の変りもなく役割をこなしていくつもりです。
ですので、仏道修行は『世捨て』ではないと考えます。
ちゃんと家族との関りは大事にしながら、己の『執着』のみ、徐々に切っていくものではないか?と考え、実践しています。
宣言無しの卒婚
コロナ禍で、家族それぞれ寝室を別にしました。
夫はリモートワークになり一日中一緒に居る生活です。
慣れるまで、イライラが起こりましたが、家族でお互いに干渉しない時間や空間ですごすのを、尊重することで解決です。
違う部屋で過ごす、寝るが自然になり、五戒へは簡単にスライドできました。
夫婦は良き友人に(あべこべな性格の悪友に)なるのが理想でしたから、
自身の肉体・精神の事はそれぞれでメンテナンスするべきです。
健康なら、それが成り立つと思うんですね。
しかしどちらかが病に倒れたら、助け合う。
50代になっても自分との付き合い方がわからないって、
ちょっと恥ずかしいかも?っておもったんです。
自分の感情の事、病気ほどではないが、ちょっと調子が悪いって時は、
大体がストレスが原因じゃないでしょうか。
それなら簡単に、『一人になって』、ゆっくり静かになるのが一番です。
今までの結婚生活できちんと向き合い、けんかしながらも尊重し合える夫婦は
50代で上手に卒婚できますよ。お互いが空気みたいになれます。
わたしは夫にわざわざ『卒婚しましょう』だなんて告げずに
精神的に自立し、感謝し、尊敬を忘れなければ、
自然に夫婦の友情は育てられるのではないか?と思います。
体を保つのは生きるため、しかし執着しない
いつかは死ぬのですから、それまでは体のメンテナンスは
己の責任です。
ですから健康を保つのはいいんですが
衰える事、病気になる事、すべてが変化することには
自然に受け止める、って決めたんですね。
健康を保つためと、執着しないは、例えば『食べる行為』でも実践(瞑想、観察)できます。
良く考えて理性で食事をしよう、観察、心の中で実況中継するんです。
他の楽しみについても、ちょっと考えます。
これは執着にならないか?という具合に。
今までの習慣や趣味は、私にとってどうだったのかな?って振り返ります。
十分に時間をかけて吟味。
生きるために執着をしないで行えるのは、料理と掃除と手芸、読書。たまに普段着の着物もいいかなって。
SNSとうまくつきあう
リアルな社会関係はあまり難しくなく、割り切れるんですが
一人の修行は『怠け』が出がちです。
そこで、俗世間的な刺激に対して本当に執着がないのか
っていう試練。。。。タイムラインを見て自分の反応はどうでしょうか。
もっと高みを目指して修行している方の情報を
インターネットで入手できますね。
自分が『執着』がまだまだ多い事!!!良くわかります。
捨てて捨てて行かなければ!と奮い立つのと
仏教の教えの中で『刺激』を見つけるのは、結構頭を使います。
根気とか、ユーモアとか。その人がどんな人生を歩んでいるか、
内観で得られる『智慧』と、実践して『徳』を積んで心を磨きます。
しかし、体が壊れる(寿命)までの間の、
渇愛を起こさないように『欲』は捨てて行くんです。
生きとし生けるものが幸せでありますように。