1か月くらい内観を続けてみて、自分の態度がどう変わったでしょうか。
簡単な問題では変化に気づきにくいけれど、難しい問題にぶち当たったらどのくらい自我をなくせたか試してみよう。
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実家の父は相変わらず頑固で、
『お母さんはいつリハビリから戻るんだ?』と、
とても厳しい顔で聞いてきます。
朝の6時から電話をよこすんです。
そんな様子が一か月続いたので今回は、
母はどうおもっているのか、
『お母さんの望みはお父さんと施設で暮らしたいと言っているよ。』
とはっきり伝えたんですね。
そうすると父は、それには応じたくない。
母とは、自分の家で、今まで通りって言う事に固執するんです。
ですので、話はどうどうめぐりなんです。
『お父さんとおかあさんは、長く一緒に暮らしたけれど、もう別々に暮らすのがいいと思いますよ。』と私が言うと、ちょっとの間、そうか、そうだねという反応を見せます。
どのくらいそれを覚えているかはわかりません。
どなって電話がくるかもしれませんし、父が不安定になればまた、なだめにいかなければなりません。
今までの私なら、疲弊していたことでしょう。
しかし地獄でホトケ、とはまさにこういうことなのでは。
今日もスマナサーラ長老の説法で心がピシッと迷いません。
できることを父にしてくればいいんです。
予約した本を眺めつつ、自分の心にラベリングして観察しました。
それで、感情が暴走しないように、
余計な『思考』をしないこと、コントロールの修行です。
今回の実家帰省は自分で点数をつけるなら90点くらいかな。 父とは根競べ、自分の『業』が人生の宿題とわかれば、これは自分で解決するしかありません。
お釈迦様、私はきっとやり遂げます。