今まで丈夫に暮らしていた親が、自立できなくなったら。
その問題が立ちはだかる50代は多いかと思う。
母を特養に入所させてから、連動していろんなことが変わったが、
父だけが変わらないのである。
昨日の記事の続きで、地域包括支援センターの返事があった。
クイックリーな返答であった。
親族が毎日10時と17時に電話をして安否確認をするという手当て。
ケアマネさんからはそういう報告を受けているので、ご安心して頂けますか?
という返答であった。
変われば、変わるものだな。親族は『放置で良い』と言っていたのに。
親族同士で、状況をシェアしても進展しない場合は。
行政に相談するとこのように思わぬ進展がある。
親とどうかかわるか?はなるべく宣言したくないのかもしれない。
社会的責任はなるべく担いたくない、それが正直なところだろう。
親族たちの『親の様子、放置』から、『誰かが毎日二度電話』に好転したのは不思議な話である。
丁重にお礼を言い、地域包括支援センターからの電話を切った。
ひとまず安心、父の機嫌は、天気以上に変わりやすい。
毎日誰かから本当に電話が来ているのなら、もっと違うはずなのにな。
と般若心経に目をやる。
毎日1巻書いては、父に送る事を日課にする。