今度、母に面会に行ったら
聞いておこうと思うのは
お母さんは、どんなお経が好きなの?
です。
自分が死んだらどんなふうに見送ってほしいか、聞いておきたいの。と。
母はまだまだ元気あります。元気なうちに聞いておくんです。
私は自分が死んだら、お坊さんなんて呼ばないで。と家族に話してあります。
最近、話すだけじゃだめで、エンディングノートとかに家族にわかるように記入してないとだめなことがわかりました。
それで、夫と、エンディングノートはそろそろ準備しようと思っています。
書き直しもでき、都度、そのことは家族に報告する。
さもないと、クソ坊主にたかられますよ♪
夫の会社の方でお父様をなくされて、高い葬儀代金の話をききました。似た話はいろいろと聞きますが今回びっくりしたのはお坊さんに読経をたのんで、20万お包みしたらすごく怒って受け取らずに帰ってしまい、そのことを葬儀屋さんに相談したら10万円上乗せして謝った方がいいと言われ、すぐにそのように出直すとしぶしぶ受け取り、こんな少額は常識がないですね、と言われたそうです。
このとおり、クソ坊主が多いですから、日ごろからゆかりのお寺さんがあって、お坊さんと面識がある場合は違いますけれど、葬儀屋さんとグルでこういうクソ坊主のような、それでなくても肉親が亡くなって悲しみの中で、精いっぱい気を張ってるときにこんなこと、ひどすぎません?でも、事実ですから!
私は自分が死んだら好きなお経は般若心経です。自分で自分にお写経をして置き、一番質素な棺桶にいれてくれればよい。
花は百合を5本くらい。お線香はなんでもいいんだけれど、宇野千代さんのお線香なんていいわね、それで、どこで死ぬかはわからんが、遺体安置は一律のとこに手配先は電話番号のとおりよ、焼き場の順番がきまるまで、安置を一定料金のところじゃないと、一泊何万と料金が発生したりして暴利なのよ、死んだ後の手はずはママのお願いしたとおりに、簡素に簡素に。と、エンディングノートに書くつもりです。出したとしても20万円でおつりがくるパックで。葬儀?そんなん必要なし。家族だけで見送ってね。家族以外、誰も呼ばないわ、と。
読み解き般若心経 大好きな伊藤比呂美さんの本です。
禅修行のお坊さんにくらべたら、私の生き方は本当に俗っぽいです。ただ、この先は人とあまり関わらずに、老後はひっそりと夫婦で暮らす。お付き合いはだんだんと閉じていくのが気楽ですよ。毎月、誰かが死んで、お付き合いが広い分、お通夜だお葬式だ…お香典はいくらあってもたりないんじゃないでしょうか。私たちの事は誰もが、何年もお会いしてないわってなるのが今の私たちの理想で、虫のようにぽっくり死にたいですな、そうなればいいですけど。
ちなみに!会社の方の、お父様を見送った葬儀代金は
300万円
何も言えません…